いざ!軍艦島へ【上陸条件・ツアー体験レポ】
今回お世話になったのは シーマン商会 さん。
軍艦島ツアーは複数の会社が催行していますが、
「説明が一番おもしろそう!」
「料金も良心的!」
という理由でこちらに決めました。
軍艦島ツアー参加の注意点
1. 誰でも参加できるわけではない
- 満3歳以上であること
- 年齢確認ができるもの(保険証など)の提示
- 保護者宣誓書の提出
今回は妹家族の子が年齢制限に引っかかったため、別行動に。
うちの子ども達は無事書類を提出し、ライフジャケットを着用して参加しました。
2. 気温・天候への備え
- 夏は高温、冬は強風
- 熱中症・防寒対策が必須
私たちが訪れたゴールデンウィークは、島の気温が30℃近くまで上昇。
シーマン商会さんのスタッフが、子ども達に冷たいおしぼりを配ってくれる心遣いがありがたかったです。
3. 上陸できるかどうかは運次第
- 長崎市条例で、上陸には気象条件・安全基準のクリアが必須
- 天気が良くても、波や風の影響で上陸できない場合あり
今回はたまたま上陸できましたが、これはかなりラッキーなことだそうです。
想像と違ったポイント
正直、軍艦島に着いたら 自由に散策できる と思っていました。
公式サイトの写真には建物の内部が写っていたので、「友ヶ島みたいに探検できるのかな?」と想像していたのですが、実際は廃墟のため安全面から完全ガイド付きの団体行動でした。
ただ、そのガイドさんの説明が本当に面白い!
- 独特な島の文化
- 世界遺産登録は島全体ではないこと
- 2015年7月5日にユネスコ世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の一部として登録
- 全国23の資産のうち「端島炭坑(軍艦島)」が含まれている
- 対象は炭坑関連施設など一部で、島全体やすべての建物ではない
- 台風時の恐ろしさ
こういう背景を知ると、見学中の景色がまた違って見えます。
教えてもらわないと知れないことばかりで、大人も子供も楽しめました。
…ただし、暑すぎて魂が抜けそうでした(笑)
当日の流れ
- 受付(席は自由席、早い者勝ち)
- 乗船(船内でも軍艦島の解説あり → 子供達は爆睡)
- 軍艦島の沖合で停船&写真撮影
- 上陸 → ガイド付きで島内見学
- 集合写真 → 再乗船 → 帰港
船上からの撮影↓

軍艦島 (正式名称、端島)グーグルマップで軍艦島で検索したらだめですよ。

上陸してからの撮影↓

↑これがユネスコの世界文化遺産に登録部分

まとめと感想
軍艦島は「必ず行ける場所」ではないけれど、だからこそ上陸できたときの感動はひとしお。
歴史と廃墟の迫力、そして海風を全身で感じられる、唯一無二の体験でした。
これから行く方は、
- 暑さ&寒さ対策(ゴールデンウィークでもめちゃくちゃ暑かったです。)
- 飲み物
- 帽子
は必須アイテム!
そして、運良く上陸できることを祈りましょう。
海に眠るダイヤモンドというドラマを見てから行くとさらに理解が深まります!!
軍艦島を舞台にしたドラマです。
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