【大阪版】新中学生の通学定期の買い方を徹底解説!

新中学生おめでとうございます。
ママさん、パパさん。久しぶりの通学定期の購入に悩まれている方多いのではないでしょうか?

私なりの『いろんな事で迷わない!新規通学定期券の購入の仕方』をまとめてみました。

1.いつから購入できるのか?

まず、定期券を購入するにあたっては、必要な書類があります。
それは、**学校が発行する「通学証明書」または「通学定期券購入兼用証明書」**です。

なお、学校によって証明書の様式が異なる場合がありますので、発行された後に、利用する各鉄道会社の条件を確認する必要があります。

例えばJR西日本の場合、

通学定期券を購入する際は、学校が発行する「通学証明書」または「通学定期券購入兼用証明書(学生証と兼用のもの)」(以下、「通学証明書等」といいます)が必要となります。
※JR西日本 通学定期より引用

とあるように、JR西日本では「通学証明書」または「通学定期券購入兼用証明書」のどちらでも利用可能です。

※なお、後述しますが、複数の鉄道会社を乗り継ぐ場合は、定期券を1枚にまとめて発行してもらう方がスムーズです。
そのため、JR西日本を利用する方は、4月2日以降でないと定期券を購入できない点にもご注意ください。

🚉 大阪エリア:新中学生の通学定期購入情報まとめ(2025年版)

鉄道会社購入開始日(目安)必要書類備考
JR西日本4月2日以降(13歳以上が対象)通学証明書 or 学生証ICOCA定期。年齢によっては購入不可(13歳未満は要注意)
Osaka Metro通用開始日の14日前から通学証明書学校からの証明書は4月以降のものである必要あり
京阪電車通用開始日の14日前から(例:3月18日頃〜)通学証明書 or 通学定期券発行控えICOCA利用可。4月1日からの利用開始なら3月中旬から購入可能
近鉄通用開始日の14日前から(WEB予約推奨)通学証明書定期券WEB予約サービスで事前手続き可能
阪急電鉄通用開始日の14日前から通学証明書通学定期はICカード(PiTaPaなど)での利用も可能
南海電鉄通用開始日の14日前から通学証明書(卒業予定年月記載)窓口購入の場合、証明書の記載内容に注意
大阪モノレール通用開始日の14日前から通学証明書Suica・ICOCA定期利用可能(関西私鉄共通)
Point!

1.学校が発行した通学証明書、通学定期券購入兼用証明書がないと買えない

2.新入生が通学定期を購入するには購入可能日が各鉄道会社によってある。

2.何か月定期を買うとお得なのか?

クラブに入る予定がなく、長期休暇を除けば定期券を購入しないほうが安くなるのでは?
という疑問が浮かび上がります。私なりの判断の目安となる方法をお伝えしたいと思います。

ジョルダン乗換案内を利用する方法です。
出発地と到着地を入れて検索してみましょう。


1.3.6か月の定期代がわかります。
定期券の合計のすぐ横に普通運賃〇日分と記載があります。

長期休暇を省いて定期券を購入すると、その期間は普通乗車券を利用する必要があります。

そのため、年間行事を確認して登校日数を数え、普通運賃の日数を下回るかが定期券の元が取れるかどうかの判断基準になります。

また、実際に計算してみて、合計金額が6か月定期×2よりも安くなる場合は、
例えば3か月定期を組み合わせ、長期休暇中は定期券を購入しないほうが経済的です。

一方、上り電車を長期休暇中にも遊びなどで利用する場合は、長期休暇を含めた6か月定期×2を購入してもよいのではないかと、個人的には思います。

クラブ活動に参加するかどうかまだ分からない、あるいは計算が面倒だと感じる方は、最初から6か月定期を購入しておくのが安心かもしれません。

Point!

1.ジョルダン乗換案内から定期券を検索してみよう。

2.定期券代を少しでも浮かせたい人は年間行事予定表を見てどの組み合わせが
 お得に購入できるのか考えてみよう。
 

3.IC?磁気?モバイル?どの定期を買う?

昔は定期券といえば磁気定期が一般的でしたが、現在では磁気定期を発行している鉄道会社はごく少数です。

では、モバイル定期はどうでしょうか?
確かに非常に便利ですが、スマートフォンの充電を常に保てることや、忘れずに持ち歩くことが前提となるため、中学生にとってはややリスクが高いかもしれません。

そのため、ICOCAPiTaPaなどのICカードタイプの定期券を利用するのがおすすめです。

「うちの子はスマホの扱いもばっちり!」という場合は、モバイルICOCAを利用してもよいでしょう。
ただし、モバイルICOCAとICOCA定期券の併用はできませんので注意が必要です。

なお、SuicaPASMOは関西圏では定期券の発行を行っていないようですのでご注意ください。

Point!

極論、ICOCAやPitapa定期券を作ろう。

ICOCAとPitapaどちらを買ったらいいのか迷うかもしれません。

ICOCAは前もってチャージ、Pitapaはポストペイなのでクレジット後払い。
pitapaのジュニアカードはクレジット機能は別途申し込みが必要なので
クレジット機能をつけるかつけないかは、現金を持たせるのが嫌、
勝手にクレジット決済させるのが嫌、各家庭で考えて作りましょう。

どちらがお得なのか?と聞かれましたら利用する電鉄によって違うのかなと思います。
阪急、阪神、能勢電鉄、北大阪急行の方はエメラルドSTACIAでpitapaカードを作りますと、
10%還元があるのでポイントがつくのでpitapaカードを作ってもいいかもしれません。
その他の電鉄の方は普通にICOCA定期をクレジット決済でいいのかな?と思いました。

pitapaの区間指定割引は通学定期を購入にあたっては考えなくていいでしょう。
1日から10日は利用回数割になり、11日以降から割引が発生します。
1日から10日はなんと割引がありません
定期券を購入しない期間が割引にならない以上、pitapaを持つ意味がなくなってしまうからです。

pitapaの各電鉄の割引サービスの詳細をまとめているリンクを貼っておきます。
pitapaの各電鉄の割引サービスの詳細をまとめ

4.乗り換えがある場合定期券をまとめることができるのか?

ICOCA定期1枚で乗り継ぎはできるのでしょうか?
ICOCA定期は2枚持ちは可能ですが1つの定期券入れに2枚入れて改札を通ると
エラーが起こります。
ICOCA定期は2枚持ちで磁気キャンセラーのカードタイプを2枚挟んで使用してみましたが、
改札ではじかれてしまいました。

乗り継ぎありのICOCA定期は鉄道会社にはよってはまとめることができます。

ICOCA定期どの鉄道会社と乗り継ぎできる?

なるべく1枚に集約してみてください。

5.ネット予約を使ってみよう!

JR西日本でマイ・テイキというサービスがあります。

ネットで申し込みをしておくと、みどりの券売機で受取ができるというものです。
ICOCAをまだ持っていない方も申し込みの際にICOCA定期で発行できます。
乗り継ぎ定期も購入可です。

実際、申し込みも簡単で券売機も簡単に発行できました。
しかし、入学式前は券売機がすごく混んでいます。

マイ・テイキで予約している人も、そうでない人も券売機に同じように並んでいました。
券売機には駅員さんがついており、通学証明書を確認したりしており、券売機が開いていても
操作が不安な為駅員さん待ちになり、待つのを避けるのはなかなか厳しかったです。
しかしながらマイ・テイキを利用する人が増えれば混雑は解消するのではないかと
思うので、簡単なのでマイ・テイキを利用することをお勧めします。
決済はクレジットも可です。

他の鉄道会社でも予約できるものがあったのでリンクを張っておきます。

近鉄電車、阪神電車、神戸市営地下鉄
https://t-yoyaku.com/

阪急電車
https://teikiyoyaku.hankyu.co.jp/eteiki/

大阪市営地下鉄
https://subway.osakametro.co.jp/guide/page/teikiken_pitapa_webyoyaku.php

JR西日本
https://preorder-teiki.jr-odekake.net/jw/pc/P_StationInputAction

まとめ

最近では、通学定期の購入方法もだんだんと進化してきています。以前のようにすべて窓口で手続きするだけでなく、インターネット申請やICカードの活用など、より便利でスムーズな方法が増えています。

特に大阪エリアでは、鉄道会社によって手続き方法が異なることもあるため、事前に公式サイトなどで最新の情報を確認しておくことが大切です。
また、申請に必要な書類や証明書の準備も忘れずにしておきましょう。

お子さんの通学が始まるこのタイミングに、定期券の購入方法も見直して、よりスムーズな通学準備を整えるため参考になれば幸いです。

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