体験受験を受ける前から、入塾交渉は始まっていた!
まずは、体験授業に行ってもらわないことには話が始まらない。
「週3回のそろばんをやめて、塾に行ってみない?」
「絶対気に入ると思うから、とにかく一度体験してみて!」
そんなふうに熱く説得し続けた。
息子くんにとって、週3回のそろばんは正直かなりイヤだったようで、「そろばんを1日休めるなら行く!」と、体験授業には快諾してくれた。
そしていざ体験授業を受けてみると…思った以上に気に入った様子!
先生は「間違えても怒らない」と言っていたし、「褒めて伸ばす」という方針。
何より先生がおじいちゃん!
なぜかお年寄りが大好きな息子くん、これはもう絶対「嫌だ」とは言わないだろうという自信があった(笑)
体験授業が終わった時点で、「行く!」と即決。塾に通うことが決まった。
なんと、週1回。
……間に合うの?(汗)
と不安もよぎったけど、先生が「とりあえず週1日で大丈夫」とおっしゃるので、まずはその方針で進めることに。
進路についてはまだ決まっていない。
「やりたいことがなければ大学に行く」くらいのふんわりした状態だし、中学受験をするかどうかも現時点では未定。
だから、どちらに転んでも対応できるように――
中学受験にも対応できて、なおかつ地元の公立中学校に進んでも上位成績をキープできるような勉強方針で進めることになった。
先生曰く、「中学受験する!」と明言してしまうと、あとから「言ったでしょ、ちゃんと勉強しなさい」と言われるのがイヤで、答えを濁す子が多いらしい。
うちの子もまさにそういうタイプ。
だから、あえて明言せず、どっちにも対応できるように準備していくのがベストとのことだった。
その時点で、5年生の10月初旬。
そろばん、プール、他にもいろいろな習い事がある中で、子どもを勧誘しやすいのは「友達も行くから、一緒に行こう?」というパターン。
でも塾だけは、これが通じない。
学年が上がるにつれて子どもが塾に行きたがらなくなるし、費用も高い。
さらに、仲の良い友達の親の価値観が大きく影響してくる。
このあたりは、また次回の「習い事の話」で詳しく書こうと思う。
でも、もし少しでも中学受験を考えているなら――
とにかく、1日でも早く塾に行くことをオススメします!
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