【まだ間に合うかも?中学私立受験】
うちのむすこくんが「私立中学を受験しようかな」とある程度決心したのは、6年生の夏休み前のことでした。
それまでは
「友達がいない学校に行くのはイヤ」
という本人の強い気持ちがあって、私立受験にはかなり消極的。
でも、私立中学なら中高一貫だから高校受験がないし、学習環境も良い。
何よりも、正直言って地元の中学校はあまり評判が良くありません。
毎日少しずつ、私立受験のメリットを伝えていくうちに、
「悪くはないかも…」と気持ちは動いてきたものの、決め手に欠けて煮え切らない様子でした。
ある日、私はこう言いました。
「ほんの少しでも“行ってみようかな”って気持ちがあるなら、夏休みから勉強しないと、さすがに間に合わないよ?どうする?」
するとむすこくんは、
「…それやったら、行こっかな」と。
その気持ちは「めちゃくちゃ行きたい!」というほど強いわけではなく、
「行きたいけど、やっぱり不安」「行きたくないような、でも行かないとダメな気もする」
というような、揺れ動く日々が続きました。(合格後も(笑))
精神的にもまだまだ幼く、中学受験に向いているタイプでは全くないむすこくん。
むすこくんのステータスオープンを参照。
でも私の中では、地元の中学に通って、小学校と同じチャランポランな雰囲気の中で流され、
自転車で行ける“誰でも入れる高校”に進み、
そのまま大学も選べず就職する──そんな未来しか見えなかったのです。
だからこそ、なんとかして受験に気持ちを向けさせて、勉強させて。
それは本当に大変な道のりでした。
でも、将来のむすこのために、今しかないこのタイミングを逃すわけにはいかない。
いくら「友達がいないから!!」と言われても、私は
「それなら公立でいいよ」とは言ってあげられませんでした。
いくら親がしんどくても、
「やるしかない」という覚悟だけで突き進んできました。
もし、いま同じように中学受験を迷っているご家庭があれば…
今ならまだ間に合うかもしれません。
ただし、子ども任せではなく、親の伴走・メンタルサポートが必要不可欠です。
とはいえ、負担をゼロにはできなくても「減らす」ことは可能です。
無理やり勉強漬けにするのではなく、
ある程度好きなことも続けながら、心が折れないように中学受験を目指す。
そんなスタイルだって、うまくやれば成立できます。
「これならうちの子でもできるかも」
そう思えたら、もう一歩踏み出せるはず。
何度も言いますが、
子どもの負担は減らせても、親の負担は減りません(笑)
でも、その分、子どもの未来は確実に広がります。
次回、小学生生活もエンジョイしつつ受験勉強もがんばれるようにと
なるべく負担を最小限にと考えた作戦を綴っていきたいと思います。
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