中学受験といえば、小3や小4から始めるイメージがありますよね。
でも、今からでも中学受験に挑戦したい!と思うご家庭もあるはず。
ただしこれは、
「精神的にまだ幼いお子さん」
「親がしっかり伴走できる家庭」
に向けた、“負担を減らして合格を狙う”戦略型スケジュールです。
☑️まず知っておきたい!中学受験の現実
最初に知っておいてほしいことがあります。
それは──
🧮 中学受験の算数は「小学生の範囲外」
難関校を目指す子たちは、小6になる頃には小学校の範囲を終えており、
特殊算や中学内容に近い応用問題を扱っています。
だからこそ、今から始めるなら「そこをどう埋めるか」がカギ!
🗓️ スケジュール:合格だけを目指す最短ルート
🔸夏休み:勝負の第一歩
- ✅ 小学校範囲+受験特有の算数を短期集中でインプット←最優先
- ✅ 過去問演習もスタート(最初はできなくて当たり前!)
夏休みを制する者が、合格をつかむくらいの気持ちで取り組みます。
オンとオフをしっかりつけて短時間集中で学習しましょう!!
いきなりずっと勉強となるともうやらないになってしまいます!!
うちは1日5時間前後塾で勉強、家ではゲームし放題。家では一切勉強しないスタイルでした。
この時期には、学校見学をして志望校を決めることも大切。
あまり背伸びをせず、お子さんに合った「手が届く範囲の学校」を選ぶ方が成功率は高まります。
オープンスクール、説明会、実際に行ってお子さんの肌で感じましょう!!
🔸9月:志望校決定・専願なら願書準備も
- ✅ 本命校を1校に絞ると、勉強の負担が激減!
- ✅ 専願受験なら、プレテスト・面接・必要書類の確認を
✨補足:
志望校は「一番下でなんとか入学」を狙うのではなく、「入ったあと這い上がれる学校」がベスト。
学力的に最下位層で入学すると、その後のモチベーションや推薦枠にも影響します。
🔸10〜11月:プレテスト必須!
- ✅ 10月と11月に各校でプレテスト実施
- ✅ プレテストは「試験慣れ」のために絶対受ける!
プレテストは「実力を見るため」ではなく、「失敗してもいいリハーサル」です。
点数が悪くても気にせず、「本番2ヶ月前の現状確認」として活用しましょう。
いい点数とれなくて当たり前なんです。最近勉強したところなんだから。
☝️うちのむすこくんは、プライドなのかなんなのか、、。
間違えるのがダメだと思い怪しいところをすべて白紙で出したことも(笑)
答案を見てびっくりしました!!
プレテストで試験慣れしておくことで、本番のミスも減らせます!
🔸12月〜冬休み:最終仕上げ
- ✅ 塾中心に過去問対策と出題傾向の確認
- ✅ 体調とメンタルを整えるのが最優先!
冬休みは1日5時間前後、塾で集中。
家ではゆっくりできるようにして、勉強と遊びのメリハリをしっかりつけましょう。
🔸1月:本番直前の心得
- ✅ 直前1週間は可能なら学校を休んで勉強に専念
- ✅ 本番で焦らず、普段通りの力を出せるように準備
受験当日は午前・午後の2部制で行われたり、連日で試験がある学校も。
合格発表も当日〜翌日に出る場合が多く、すぐに入学金振込・書類提出が必要です。
✨補足:
願書はネット申請で簡単に出せる学校も増えてきています。
面接・英検・表彰歴・通知表コピーなどが求められることもあるので、事前に確認を。
🧠 合格後も忘れずに!
中学受験はゴールではなくスタート。
この受験勉強法はかなり範囲が偏っているので、入学後は内部生との学力差を埋める努力も必要です。
✅ 志望校の推薦制度や大学進学実績も事前に確認しておくと安心!
🔍 まとめ:今からでもできる!精神的に幼い子の中学受験スケジュール
時期 | やること | ポイント |
---|---|---|
夏休み | 算数の穴埋め・過去問・学校見学 | 受験勉強スタートと志望校決定 |
9月 | 志望校確定・専願準備 | 1校に絞ると負担が激減! |
10〜11月 | プレテスト | 試験慣れ&出題傾向を把握 |
12月 | 塾で過去問強化 | 精神面と体調管理がカギ |
1月 | 本番&手続き | 結果が出たら即動く! |
📣 最後にひとこと
「家庭学習だけで…」という考えもあるかもしれませんが、
思春期のお子さんが親の言うことを素直に聞くのは正直難しいです。
✅ 塾を活用して、家ではのびのび過ごす
✅ 親は情報収集とメンタルサポートに全力
それが、精神的に幼いタイプの子の中学受験には合っていると思います。
うちのむすこくんでもできた!
そう思えたなら、ぜひトライしてみてください。
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