大阪から高知・愛媛へ車はしんどい?ジャンボフェリー高松経由と車直行を比較してみた

大阪から高知・愛媛へ家族旅行することになり、最初に気になったのが長距離運転でした。

高松くらいなら大阪から車でもまだ行きやすいけれど、高知や松山までとなると4時間前後の運転。休憩や渋滞まで考えると、「ずっと車はしんどいかも……」と思いますよね。

そこで調べたのが、神戸1:00発→高松5:15着のジャンボフェリー夜行便です。寝ている間に四国へ入れたら、運転手も休めて朝から観光できる。かなり魅力的に感じました。

わが家の結論

フェリーは運転を減らせるのが大きな魅力。ただ、大阪から高知・松山が目的地の場合は、港までの移動、約4時間15分の乗船、高松到着後の運転が必要です。

さらに行きのファミリー個室が満室だったため、今回は早朝から車で直行する方が、時間とコスパのバランスが良いと判断しました。

※料金・時刻は2026年8月27日時点の公式情報をもとにしています。高速料金は普通車・片道の検索例です。出発IC、ルート、日時、ETC割引、渋滞によって変わります。

大阪→高知・愛媛|片道の所要時間・交通費比較

まずは、車直行と「神戸港→高松をフェリー、高松から車」の違いを一覧で比べます。

比較🚗 大阪→高知
車直行
🚢 高松経由→高知🚗 大阪→松山
車直行
🚢 高松経由→松山
ルート大阪→淡路島方面など→高知大阪→神戸港→高松→高知大阪→淡路島方面など→松山大阪→神戸港→高松→松山
IC間の目安約3時間44分〜3時間57分船4時間15分+車約1時間25分約3時間57分〜4時間14分船4時間15分+車約1時間38分
大阪市内から約4時間前後+休憩神戸港から約5時間40分+乗船待ち
大阪→港の移動も必要
約4時間15分〜4時間半+休憩神戸港から約5時間53分+乗船待ち
大阪→港の移動も必要
車直行の高速料金通常約9,720〜12,710円
ETC検索例 約6,100〜8,260円
通常約10,320〜13,350円
ETC検索例 約8,330〜10,150円
フェリー代家族4人+車:基本8,530円〜
燃油等を含む例は下記
家族4人+車:基本8,530円〜
燃油等を含む例は下記
高松からの高速料金3,350円3,910円
運転の負担△ 長い◎ 減らせる△ 長い◎ 減らせる
船で休める
早さ
コスパ
比較するときの大事なポイント

フェリー部分だけを見ると休めてラクですが、大阪から神戸港まで、高松港から高知・松山までは車移動です。乗船30分前までの到着も必要なので、ドア・ツー・ドアでは車直行より時間がかかります。

中国吹田ICからの検索結果では、高知ICまで約3時間44分〜3時間57分、松山ICまで約3時間57分〜4時間14分でした。ただし、家からICまでの時間、休憩、渋滞は含まれないため、家族旅行では余裕を見ておく必要があります。

中国吹田→高知の料金検索中国吹田→松山の料金検索

神戸→高松|ジャンボフェリー家族4人+普通車1台はいくら?

モデルケースは、普通車1台+大人2人+小学生2人です。

普通車料金には運転者1名分が含まれます。そのため、別に足す旅客運賃は「大人1名+小学生2名」です。

内訳(片道)通常料金ネット予約
普通車1台
運転者1名込み
4,990円4,740円
追加の大人1名1,990円1,890円
小学生2名2,000円1,900円
基本運賃 合計8,980円8,530円

2026年10〜12月の夜行便なら、実際はいくら?

基本運賃だけではなく、燃油サーチャージなども必要です。2026年10月1日以降は深夜料金が当面無料になりますが、燃油サーチャージは次のとおり加算されます。

  • 普通車:2,300円
  • 追加の大人1名:700円
  • 小学生2名:350円×2人=700円
家族4人+普通車(片道)通常料金ネット予約
平日の夜行便
基本+燃油・深夜0円
12,680円12,230円
土休日の夜行便
上記+土休日料金1,020円
13,700円13,250円
ファミリー個室を追加
通常期+6,000円/室
各合計に+6,000円

ここへ高松中央ICからの高速料金を足すと、ネット予約・平日夜行便でも高知は約15,580円、松山は約16,140円。ファミリー個室なら、それぞれさらに6,000円上がります。

この金額に含めていないもの

大阪から神戸港までの高速代・ガソリン代、高松港から高松中央ICまでの移動費、食事代などは含めていません。燃油サーチャージは見直されるため、予約画面の最終金額を必ず確認してください。

ジャンボフェリー公式の時刻・料金を見る

夜行便なら寝ながら四国入りできる?

神戸1:00発→高松5:15着。時刻表だけ見ると、「寝ている間に四国へ行けて最高!」に見えました。

ただ、乗船時間は約4時間15分です。そのすべてを睡眠に使えるわけではありません。

  • 出航30分前までに港へ到着
  • 乗船手続きと車両の乗り込み
  • 車を停めて客室へ移動
  • 寝る場所を整えて就寝
  • 到着前に起きて身支度
  • 車へ戻って下船準備

子ども連れでスムーズに動けたとしても、実際に横になって眠れるのは3時間前後になる可能性があります。

「一晩ぐっすり眠って朝に到着」という長距離夜行フェリーとは少し違い、短時間でも運転から離れて休める夜行便と考える方が近そうです。

家族で横になって寝られる席は意外と少ない

ジャンボフェリーには自由席のリクライニングシートだけでなく、横になれる席や個室もあります。

選択肢特徴通常期の追加料金
自由席のびのび畳敷きで横になれる共用スペース基本運賃内
のびのび指定席1人分の区画を確保して横になれる+500円/席
のびのびロフト個室あおい・1〜3人向け。子ども換算で家族4人も利用可+3,000円/室
のびのびファミリー個室家族で使いやすい畳・カーペット敷きの個室+6,000円/室
のびのびバルコニー個室あおい・専用バルコニー付き+8,000円/室

※繁忙期は、のびのび指定席1,000円、ロフト個室3,500円、ファミリー個室7,500円、バルコニー個室9,500円です。船によって設備が異なります。

のびのびファミリー個室は船に2〜3室だけ

のびのびファミリー個室
あおい3室
りつりん22室

家族でプライベートに横になれるファミリー個室は、船全体でわずか2〜3室です。特に神戸1:00発の夜行便は公式時刻表では「りつりん2」なので、ファミリー個室は2室。希望日に取れない可能性は十分あります。

あおいの客室を見るりつりん2の客室を見る

実は行きのファミリー個室が満室だった

今回、最初はかなりフェリー利用に前向きでした。

考えていたのは、夜行便+のびのびファミリー個室を利用する弾丸プランです。

夜に移動しながら寝て、朝から四国観光を開始できれば、宿泊代を抑えられるし、移動時間を有効に使える。何より運転手が休めるので、めっちゃいいやん!と思っていました。

ところが、実際に予約を確認すると、行きの「のびのびファミリー個室」はすでに満室でした。

自由席のびのびや指定席も検討しましたが、「家族で夜行便を利用するなら、せっかくなら確実に横になって寝たい」というのが本音です。

ファミリー個室が取れなかったことは、車移動を選んだ大きな理由のひとつになりました。

時間を有効活用+コスパで考えると?

フェリーのメリット

  • 運転時間を減らせる
  • 船内で横になって休める
  • 夜間に移動できる
  • 朝から四国で動ける
  • 船旅そのものが家族の思い出になる

フェリーで気になった点

  • 大阪から神戸港まで移動が必要
  • 乗船時間が約4時間15分と短め
  • 思ったほど長く寝られない
  • 快適に寝るなら個室代が必要
  • ファミリー個室は2〜3室だけ
  • 高松からさらに車で1時間半前後
  • 家族4人+車では総額も上がる

運転手の負担だけを考えると、フェリーのメリットはかなり大きいです。一方で、大阪→高知・愛媛では、フェリーを降りたあとにも運転が残ります。

「移動も旅行の楽しみ」と考えるならフェリー。「目的地へ早く、費用を抑えて着きたい」なら車直行が合いやすい、という印象でした。

なお、2026年10月からの深夜料金無料化と燃油サーチャージの関係は、別記事で詳しく計算しています。

ジャンボフェリー深夜料金無料化の記事を見る

結局、早朝から車で行くことにしました

ジャンボフェリーは、最後まで迷うくらい魅力的でした。

特に「夜に移動して朝から観光できる」という考え方は、限られた休みを使う子連れ旅行と相性がいいと思います。

ただ、睡眠時間、家族4人分の料金、高松から残る移動時間を全部考えると、

それなら早朝に大阪を出て、そのまま高知・愛媛まで車で行く方が、時間もコスパもいいのでは?

という結論になりました。

運転時間は長いので、途中で休憩をしっかり取り、無理をしないことが前提です。早朝に出て渋滞を避けやすくし、家族にも運転を交代できる人がいれば、さらに安心です。

さらに高速道路の乗り放題パスを発見!

旅行について調べている途中で、四国の高速道路をお得に利用できる乗り放題プランが旅行時期に出ていることを発見しました。

四国まで車で行き、高知や愛媛を高速道路で周遊するわが家のプランと相性がよく、車移動のコスパがさらに良くなりそうです。

これが、最終的に車で行くと決めた決定打になりました。

対象期間やエリア、利用条件によって本当に得になるかは変わります。乗り放題パスの詳しい比較は、次の記事でまとめます。

ジャンボフェリーと車直行、どちらがおすすめ?

ジャンボフェリーがおすすめな人

  • 神戸周辺に住んでいる
  • 香川・小豆島が目的地
  • 運転時間を減らしたい
  • フェリーそのものを楽しみたい
  • 快適な席・個室を確保できる

車直行がおすすめな人

  • 大阪から出発する
  • 高知・愛媛が目的地
  • 少しでも早く到着したい
  • 交通費を抑えたい
  • 早朝に出発できる
  • 高速乗り放題などを利用できる

まとめ|わが家には車直行が合っていた

  • 車直行は大阪から高知・松山まで約4時間前後
  • フェリー経由は運転を減らせるが、港まで・港からの移動がある
  • 夜行便は約4時間15分で、実際の睡眠は3時間前後の可能性
  • 家族4人+車は基本運賃だけでネット予約8,530円
  • 燃油・土休日料金・個室代・高松からの高速代は別
  • ファミリー個室は各船2〜3室で予約が取りにくい

ジャンボフェリー自体は魅力的ですが、「大阪から高知・愛媛へ家族4人+車」という条件では、今回は早朝から車で行く方が時間とコスパのバランスが良いと判断しました。

もちろん、運転が苦手、子どもに船旅を体験させたい、香川にも立ち寄りたいという家庭なら、フェリー経由は十分候補になります。家族の体力や旅行の目的に合わせて選んでくださいね。

車で四国へ行くなら高速乗り放題もチェック!

わが家が車移動を選ぶ決定打になったのが、旅行時期に出ていた四国の高速道路乗り放題プランでした。

通常のETC料金と比べて本当にお得なのか、次の記事で詳しく比較します。

※関連記事は公開後にこちらへ追加します。

関西発フェリーの最新情報まとめを見る

確認した公式情報

※運賃、燃油サーチャージ、ダイヤ、道路料金は変更される場合があります。予約・出発前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

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