【2026年】四国まるごとドライブパスはお得?大阪から高知・愛媛へ行く高速代を比較

大阪から高知・愛媛へ車で行くとき、気になるのが高速代です。

そこで見つけたのが、NEXCO西日本の「四国まるごとドライブパス」。対象の発着エリアから四国までの1往復と、四国内の対象高速道路乗り放題がセットになったETC限定プランです。

高知・愛媛を周遊するわが家にはかなり相性がよさそうでしたが、明石海峡大橋などの本四高速は別料金。ここは申し込み前に必ず知っておきたいポイントです。

  1. 四国まるごとドライブパスとは?
    1. 大阪・京都・滋賀側=発着エリア
    2. 四国側=周遊エリア
  2. 四国まるごとドライブパスの基本ルール
  3. 【2026年】滋賀・京都・大阪発着プランの料金
  4. 四国まるごとドライブパスはどこまで使える?
  5. 四国の主要ルートはこの4つ
    1. 香川方面|E11 高松自動車道
    2. 高知方面|E32・E56 高知自動車道
    3. 愛媛方面|E11・E56 松山自動車道
    4. 今治方面|E76 今治小松自動車道
  6. 結局、四国まるごとドライブパスでどこまで行ける?
    1. 香川
    2. 高知
    3. 愛媛
    4. 今治
  7. 四国には「無料区間」もある!
  8. 注意|四国へ渡る橋は別料金
  9. 結局いくらお得?パスあり・なしを料金比較
    1. 本四高速3ルートの別料金
    2. 中国吹田から鳴門までの往復料金
    3. 鳴門から高松・高知・松山へ行く通常料金
    4. 2日間パスなら、高知往復で約4,940円お得
  10. 大阪→高知→愛媛の料金シミュレーション
  11. 公式モデルコースでは最大7,650円お得
  12. 大阪→四国の往路・復路は途中下車とルートに注意
    1. 滋賀・京都・大阪の発着エリア
    2. 発着エリア外のICから乗る場合
  13. 東大阪・近畿道方面から四国へ行く場合の実用ルート
    1. 近畿道方面からのルートを縦に見ると
    2. どこで別料金が発生する?
  14. Googleマップで対象ルートを作るなら「JCT」ではなくSA・PAを経由地に!
    1. 実際にGoogleマップで試して分かったこと
    2. 解決策|高速道路上のSA・PAを経由地にする
    3. ① 西宮名塩SA(下り)
    4. ② 淡河PA(下り)
    5. ③ 淡路SA(下り)
    6. SA・PAを入れたルートを縦に見ると
  15. わが家が考えた「失敗しにくいナビ設定」
    1. 出発前に確認する6項目
    2. 間違えやすい「乗り放題にならない」ルート
    3. ルートが心配なら公式チャットで聞くのが一番安心
  16. わが家がフェリーではなく車を選んだ決め手
  17. 無料区間を知らずに、高速を降りてしまいました(笑)
  18. 行きと帰りで違う橋を使える?
  19. 2026年度に利用できない期間
  20. 申し込みはいつまで?当日でもできる?
    1. 同じETCカードは年4回まで
  21. ドライブパスを使わない方が安い場合もある
    1. 向いている旅行
    2. 通常料金も要比較
    3. 何度か使って感じた、いちばんよかったところ
  22. 四国まるごとドライブパスで失敗しない5つのポイント
  23. 申し込み前のチェックリスト
  24. まとめ|高知・愛媛の周遊なら比較する価値あり

四国まるごとドライブパスとは?

「四国まるごとドライブパス」は、NEXCO西日本などが管理する対象道路について、発着エリアから四国までの往路1回+四国から発着エリアまでの復路1回+四国内の対象高速道路乗り放題がセットになる定額プランです。

大阪から出発する場合は、A.滋賀・京都・大阪発着プランを利用します。

大阪などの発着エリア → 四国へ移動 → 四国内を周遊 → 発着エリアへ帰る

大阪・京都・滋賀側=発着エリア

乗り放題エリアではなく、旅行のスタート・ゴールになるエリアです。発着エリア内を何度も自由に走れる制度ではありません。

四国側=周遊エリア

対象道路なら、利用期間中に何度でも乗り降りできます。ここがドライブパスの「乗り放題」部分です。

四国まるごとドライブパスの基本ルール

大阪・京都側まで全部乗り放題になるわけではありません。

基本は、次の3つがセットになった仕組みです。

  1. 発着エリアから四国へ行く往路1回
  2. 四国の対象高速道路は利用期間中乗り放題
  3. 四国から発着エリアへ戻る復路1回
大阪の発着エリア↓ 往路1回↓ 🟢 四国周遊エリア利用期間中、対象道路を乗り降り自由↓ 復路1回↓ 大阪の発着エリア
先に結論

大阪発の普通車は2日間7,100円、3日間8,000円、4日間8,900円。高知・愛媛など複数県を高速で回る旅ほど、お得になりやすいプランです。

ただし、利用ルートや曜日によっては通常のETC料金の方が安い場合もあります。旅行前に必ず自分のルートで比較しましょう。

※料金は2026年8月27日、対象道路・無料区間は2026年9月15日時点の公式情報をもとにしています。利用前にNEXCO西日本「みち旅」で最新情報をご確認ください。

【2026年】滋賀・京都・大阪発着プランの料金

利用期間普通車軽自動車等
2日間7,100円5,600円
3日間8,000円6,400円
4日間8,900円7,200円

普通車は2日間から3日間へ延ばしても+900円、3日間から4日間も+900円です。

高知・愛媛などを2泊3日や3泊4日で回るなら、日程に合わせて選びやすい価格差ですね。

四国まるごとドライブパスはどこまで使える?

料金を比べる前に、まずは「四国のどこまで高速道路で行けるのか」を見てみましょう。四国まるごとドライブパスの対象道路は、香川・徳島・高知・愛媛を結ぶNEXCO西日本の有料区間です。

四国まるごとドライブパス対象道路とE番号・無料区間マップ
四国まるごとドライブパスの主な対象道路と無料区間をまとめた図。高知・愛媛方面は、有料区間の先に無料の自動車専用道路が続く区間があります。※本四高速(神戸淡路鳴門道・瀬戸中央道・しまなみ海道)は別料金です。
図の愛媛側は位置関係を簡略化しています

無料なのは大洲IC~大洲北只ICと西予宇和IC~津島岩松ICです。この2区間の間にある大洲北只IC~西予宇和ICは有料区間です。点線全体が一続きの無料道路という意味ではありません。

この四国高速道路地図を見ると、高知は須崎より先、愛媛は西予宇和より先にも無料の自動車専用道路が続き、思っていたより南まで走れることが分かります。

四国の主要ルートはこの4つ

香川方面|E11 高松自動車道

鳴門方面から高松中央IC、坂出IC方面へ向かうルートです。基本的に有料区間として考え、ドライブパスの周遊対象道路として利用します。

高知方面|E32・E56 高知自動車道

四国中央方面から高知ICへ向かう区間はE32、高知ICから須崎東IC方面はE56です。NEXCO西日本の有料区間は須崎東ICまで。その先の須崎東IC~四万十町中央ICなどには、E56の無料区間があります。

愛媛方面|E11・E56 松山自動車道

四国中央方面から松山IC、大洲、西予宇和方面へ向かうルートです。川之江JCTから松山方面はE11、松山から宇和島方面はE56として案内されます。

松山ICから大洲方面へ進み、大洲IC~大洲北只ICは無料。その後の大洲北只IC~西予宇和ICは有料で、西予宇和ICから宇和島・津島岩松方面は再び無料です。

今治方面|E76 今治小松自動車道

松山道から今治湯ノ浦IC方面へ向かうルートです。今治方面まで高速道路でアクセスできますが、しまなみ海道へ進むとJB本四高速の区間になり、別料金です。

結局、四国まるごとドライブパスでどこまで行ける?

香川

鳴門方面から高松中央IC・坂出IC方面まで高速道路で移動できます。

高知

高知IC↓須崎東ICここまで有料↓四万十町中央IC方面無料区間

さらに西側にも、四万十町西IC~黒潮拳ノ川ICの無料区間があります。

愛媛

松山IC・大洲↓西予宇和IC↓宇和島・津島岩松方面西予宇和ICから無料

有料道路と無料の自動車専用道路を使い、南予までかなり南下できます。

今治

今治湯ノ浦IC方面まで高速道路で移動できます。しまなみ海道へ進む場合は別料金です。

四国には「無料区間」もある!

四国の高速道路は、「有料区間が終わったら高速道路も終わり」ではありません。高知や愛媛南部などでは、有料高速道路の先に、無料で走れる自動車専用道路が続く区間があります。

エリア主な無料区間
徳島E55 徳島南部自動車道
徳島沖洲IC~徳島津田IC
高知E56 高知自動車道
須崎東IC~四万十町中央IC
高知E56 片坂バイパス
四万十町西IC~黒潮拳ノ川IC
愛媛E56 大洲道路(松山自動車道)
大洲IC~大洲北只IC
愛媛E56 松山自動車道
西予宇和IC~宇和島北IC
愛媛E56 宇和島道路
宇和島北IC~津島岩松IC
無料区間=ドライブパスの特典ではありません

無料区間は、そもそも通行料金が0円の道路です。ドライブパスを使っているから無料になるわけではなく、パスを申し込んでいない車も無料で走れます。

※2026年9月15日に国土交通省四国地方整備局とNEXCO西日本の案内を確認。最新の開通区間・交通規制は国土交通省 四国地方整備局の道路情報でご確認ください。

注意|四国へ渡る橋は別料金

明石海峡大橋など、JB本四高速が管理する道路は別料金です。

ドライブパス料金に含まれない代表的な道路は、次の3ルートです。

  • E28 神戸淡路鳴門自動車道
  • E30 瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋)
  • E76 西瀬戸自動車道(しまなみ海道)

たとえば大阪から淡路島経由で四国へ入る場合は、ドライブパス料金+神戸淡路鳴門自動車道の通行料金が必要です。

「大阪から高知まで往復7,100円」ではありません

本四高速のほか、阪神高速などプラン対象外の道路を走れば、その区間の料金も別にかかります。予約前に、総額で比較してください。

結局いくらお得?パスあり・なしを料金比較

「パス代は安いけれど、別料金を足したら結局いくら?」という部分を、普通車のETC料金で比べてみました。

まず、四国へ渡る3つの本四高速は、ドライブパスを使っても次の料金が別に必要です。

本四高速3ルートの別料金

四国へのルート平日・片道平日・往復休日割引・片道休日割引・往復
神戸淡路鳴門道
神戸西→鳴門
3,340円6,680円2,670円5,340円
瀬戸中央道(瀬戸大橋)
早島→坂出
2,310円4,620円1,990円3,980円
しまなみ海道
西瀬戸尾道→今治
2,950円5,900円2,310円4,620円

※普通車・ETC利用時の料金です。休日割引は、2026年のゴールデンウィーク・お盆・シルバーウィーク・年末年始・3連休など、適用されない日があります。その日は平日のETC料金となるため、必ずJB本四高速の最新案内をご確認ください。

中国吹田から鳴門までの往復料金

近畿道方面から吹田本線を通り、対象ルートで鳴門へ向かう想定です。パスを使わない場合は、中国吹田→鳴門のETC料金が片道5,200円。パスを使う場合は、本四高速の神戸西→鳴門のみが別料金になります。

利用方法片道往復
🚗 パスなし:中国吹田→鳴門約5,200円約10,400円
🎫 パス利用時の別料金:神戸西→鳴門約3,340円約6,680円

※2026年8月27日にドラぷらで確認した普通車・ETCの検索例です。中国吹田→鳴門は、対象道路を通る5,200円のルートで計算しています。出発日時や経路により料金は変わります。

鳴門から高松・高知・松山へ行く通常料金

パスを使わず、鳴門ICから目的地まで往復する場合のETC料金はこちらです。

目的地片道料金往復料金距離所要時間
高松中央IC1,850円3,700円約56km約40〜50分
高知IC4,160円8,320円約180km約2時間
松山IC4,800円9,600円約207km約2時間15分

2日間パスなら、高知往復で約4,940円お得

平日に中国吹田から神戸淡路鳴門道を通り、目的地まで1往復する条件で総額を比べると、次のようになります。

2日間パス7,100円 + 本四高速往復6,680円 = パス利用時の総額13,780円
目的地パスなし
平日往復
2日間パス利用時差額
高松中央IC約14,100円13,780円約320円お得
高知IC約18,720円13,780円約4,940円お得
松山IC約20,000円13,780円約6,220円お得
高知・松山まで行くなら、2日間パスでも差が出やすい

高松への単純往復は差が小さい一方、高知なら約4,940円、松山なら約6,220円お得になる計算です。さらに四国内で何度か高速を降りたり、高知・愛媛・香川を周遊したりするほど、パスのメリットは大きくなります。

3日間パスは2日間より900円高いので、上の「お得額」から900円を引いた金額が目安です。4日間パスなら1,800円を引いて考えます。

休日は「パスなし」の方も安くなる場合があります

上の総額比較は平日往復のモデルです。休日割引が適用される日は通常ETC料金が下がるため、パスとの差は小さくなります。反対に、四国内で複数回乗り降りする旅では、パスの方がお得になりやすくなります。

※比較は普通車・ETC・中国吹田発着・神戸淡路鳴門道経由・同じ目的地への1往復で計算。近畿道の吹田本線までの料金、ガソリン代、駐車場代は含みません。実際の走行前に最新料金と対象ルートをご確認ください。

大阪→高知→愛媛の料金シミュレーション

大阪の発着エリア↓E28 神戸淡路鳴門道本四高速・別料金↓E32・E56で高知方面↓E32・E11・E56で愛媛方面四国内の対象有料道路はパス料金内

普通車で3日間ならドライブパスは8,000円。大阪から高知へ入り、続いて愛媛へ移動して大阪へ戻る場合、四国内の対象有料道路はパス料金内で走れます。

別に必要なのは、本四高速や阪神高速、吹田本線までの近畿道など対象外区間の料金です。無料区間はパスの有無にかかわらず0円です。

大阪から高知・松山までは、出発ICや経路、曜日、時間帯によって高速料金が大きく変わります。

中国吹田ICからの公式検索例でも、高知ICはルートによってETC料金に幅があり、松山ICも同様です。ひとつの固定料金として考えず、旅行日を入れて検索するのが確実です。

さらに高知→松山、松山→香川など、四国内で高速道路を使うたびに通常料金は増えていきます。そこで、四国内の対象道路を乗り降り自由で使えるドライブパスが効いてきます。

車直行とジャンボフェリー高松経由を比べた記事では、所要時間や家族4人分の費用も詳しく計算しています。

大阪→高知・愛媛|車とフェリーを比較

公式モデルコースでは最大7,650円お得

NEXCO西日本のAプラン・普通車3日間のモデルコースは、中国吹田から四国へ入り、香川・愛媛・高知などを回って中国吹田へ戻る内容です。

利用パターン通常料金ドライブパスお得額
平日利用15,650円8,000円7,650円
金・土・日12,580円8,000円4,580円
土・日・月13,020円8,000円5,020円

※NEXCO西日本の2026年モデルコースによる比較です。本四高速の料金は含まれず、別途必要です。

公式例では、3日間で4,580円〜7,650円お得になっています。高知・愛媛を含めて四国をぐるっと回るなら、検討する価値は大きそうです。

大阪→四国の往路・復路は途中下車とルートに注意

発着エリアから四国へ向かう往路と、四国から発着エリアへ戻る復路は1回ずつです。

この往路・復路では、通行止めや本四高速の区間を除き、途中で乗り降りできません。対象外道路を利用した場合も、ドライブパスが適用されない走行が発生します。

滋賀・京都・大阪の発着エリア

大阪だけでなく、滋賀・京都の対象ICからも利用できます。ただし、ここは乗り放題エリアではありません。往路の出発地点と、復路の到着地点として使うエリアです。

四国まるごとドライブパスの滋賀・京都・大阪発着エリア図
A.滋賀・京都・大阪発着プランの対象IC

発着エリア外のICから乗る場合

発着エリア外のICから高速道路へ入る場合、そのまま四国まで走ると発着条件を満たさないケースがあります。

発着エリア外のIC↓ ここは通常料金↓ 発着エリア内の対象ICで一度降りる↓ 対象ICから乗り直す↓ ここからドライブパスの往路

これは公式FAQでも案内されている基本ルールです。復路も同様に、発着エリア内の対象ICでいったん降り、目的地までの区間へ乗り直します。

ただし、料金所が発着地点として扱われる吹田本線料金所のように、個別の確認が必要なケースがあります。

東大阪・近畿道方面から四国へ行く場合の実用ルート

東大阪などからE26近畿自動車道を北上して四国へ向かう場合、出発地点が発着エリア図に載っておらず、「このまま走ってもドライブパスの対象になる?」と迷いやすいです。

近畿道を北上→吹田本線は、公式チャットでも確認済み

2026年8月にNEXCO西日本「みち旅」のチャットサポートへ直接確認したところ、E26近畿自動車道を北上し、吹田本線料金所を通過する場合は、発着エリア内のICでいったん降りて乗り直す必要はないとの回答をいただきました。

ただし、吹田本線までのE26近畿道の通行料金は、ドライブパスとは別に必要です。

2026年の公式利用案内でも、吹田本線料金所は発着エリアの対象道路に含まれ、吹田本線を利用する場合はE26近畿道の通行料金が別途必要と案内されています。

近畿道方面からのルートを縦に見ると

近畿道方面↓ E26 近畿自動車道ここまでは別料金↓ 🟣 吹田本線料金所ここからドライブパスの往路として利用↓ 中国自動車道↓ 神戸JCT↓ 山陽自動車道↓ 三木JCT↓ 神戸西↓ 🌉 E28 神戸淡路鳴門自動車道JB本四高速のため別料金↓ 鳴門↓ 🟢 四国周遊エリア高松・高知・松山などの対象道路は乗り放題

どこで別料金が発生する?

区間扱い料金
近畿道方面→吹田本線別料金
吹田本線→神戸西方面四国まるごとドライブパスの往路
神戸西→鳴門別料金(JB本四高速)
鳴門から四国内対象高速道路は乗り放題
⚠️ ナビ任せにすると対象外ルートへ行く可能性あり

大阪方面から淡路島・四国へ向かうと、カーナビや地図アプリが阪神高速7号北神戸線などを使うルートを提案する場合があります。

ところが、往路・復路で阪神高速などの対象外道路を利用すると、ドライブパスが適用されないケースがあります。

近畿道 → 吹田 → 中国道 → 神戸JCT → 山陽道 → 三木JCT → 神戸西になっているか、出発前に確認しておくと安心です。

「とりあえず目的地だけナビに入れて出発」ではなく、通る高速道路まで確認してナビを設定してください。

Googleマップで対象ルートを作るなら「JCT」ではなくSA・PAを経由地に!

四国まるごとドライブパスは、申し込めばどの高速道路を通ってもよいわけではありません。大阪方面から四国へ向かうときも、対象となる往路を走る必要があります。

そのため、「ナビに目的地だけ入れて、あとはお任せ」ではなく、出発前に通る高速道路まで確認しておくのがおすすめです。

実際にGoogleマップで試して分かったこと

最初は「神戸JCTを通るなら、神戸JCTを経由地に入れたらいいやん!」と思ったのですが、Googleマップで試してみると、高速道路を途中で降りるルートになってしまいました。

今回の条件では、西宮山口JCT・神戸JCT・三木JCT・垂水JCTでも同じように、JCT付近のICから一般道へ案内されるケースがありました(笑)。

GoogleマップがJCTを単なる「通過地点」ではなく、「そこへ到着する立ち寄り先」として扱うことがあるためです。

⚠️ GoogleマップではJCT・ICを経由地にしない方が安心

「神戸JCTを通りたいから、神戸JCTを経由地にする」と設定すると、JCTを通過するのではなく、JCT付近へ到着するために高速道路を降りる案内になる場合があります。

四国まるごとドライブパスの往路・復路では、通行止めなどを除いて途中のICで乗り降りすると、対象区間が通常料金になるため注意が必要です。

JCT・ICそのものではなく、その先の通りたい高速道路上にあるSA・PAを経由地にする方が、ルートを作りやすくなりました。

解決策|高速道路上のSA・PAを経由地にする

いろいろ試した結果、近畿道方面から神戸淡路鳴門道へ向かう場合は、次の3か所を経由地にすると対象道路を通るルートが分かりやすくなりました。

① 西宮名塩SA(下り)

中国自動車道の西向き。ここを入れることで、近畿道→吹田本線→中国道を走るルートに誘導しやすくなります。

② 淡河PA(下り)

山陽自動車道の西向き。ここを入れることで、中国道→神戸JCT→山陽道を通らせやすくなります。

③ 淡路SA(下り)

神戸淡路鳴門自動車道の四国方面。ここを入れることで、山陽道→三木JCT→神戸西→垂水JCT→神戸淡路鳴門道へ誘導しやすくなります。

SA・PAを入れたルートを縦に見ると

近畿道方面↓ E26 近畿自動車道↓ 🟣 吹田本線料金所↓ E2A 中国自動車道↓ 📍 西宮名塩SA(下り)↓ 神戸JCTを通過↓ E2 山陽自動車道↓ 📍 淡河PA(下り)↓ 三木JCTを通過↓ 神戸西↓ 垂水JCTを通過↓ E28 神戸淡路鳴門自動車道本四高速のため別料金↓ 📍 淡路SA(下り)↓ 明石海峡大橋→淡路島→大鳴門橋↓ 鳴門↓ 🟢 四国周遊エリア高知・愛媛・香川など
Googleマップで作ったルート例

わが家では、Googleマップの経由地に「西宮名塩SA(下り)」「淡河PA(下り)」「淡路SA(下り)」を入れて、対象道路を通りやすいルートを作りました。

Googleマップで作ったルート例を見る

共有ルートは吹田本線付近から鳴門方面までの一例です。最終目的地は、高知・松山・高松など実際の行き先に置き換えてください。

わが家のように「ナビ任せにして違う高速へ行ったら困る!」という場合は、出発前に経由するSA・PAまで入れてルートを作っておくと安心です。

ただし、Googleマップのルート表示は、出発地・交通状況・通行止め・アプリの仕様変更などで変わる可能性があります。出発前に、近畿道→吹田本線→中国道→神戸JCT→山陽道→三木JCT→神戸西を通る表示になっているか、もう一度確認してください。

わが家が考えた「失敗しにくいナビ設定」

出発前に確認する6項目

  1. 四国まるごとドライブパスを申し込む
  2. 出発地点から吹田本線へ向かうルートを確認する
  3. Googleマップの経由地に高速道路上のSA・PAを設定する
  4. 阪神高速などの対象外道路を通っていないか確認する
  5. 神戸淡路鳴門道など本四高速が別料金であることを確認する
  6. 不安なら「みち旅」の公式チャットサポートで確認する
西宮名塩SA(下り)↓ 淡河PA(下り)↓ 淡路SA(下り)↓ 高知・松山などの最終目的地
Googleマップは公式のドライブパス案内ではありません

交通状況やアプリの仕様変更によって、表示されるルートが変わる可能性があります。利用時は、NEXCO西日本「みち旅」の最新の対象道路・発着条件を必ず確認してください。

ルートに不安がある場合は、公式チャットサポートへ「○○ICから○○道路を通って四国へ行く予定ですが、対象になりますか?」と具体的に確認するのがおすすめです。

間違えやすい「乗り放題にならない」ルート

特に大阪・京都・神戸方面から向かう場合は、阪神高速経由など対象外になるルートに注意が必要です。下の図にある×印や別料金区間を確認し、三木JCTを通る山陽道ルートなど、公式条件に合う経路を選びましょう。

四国まるごとドライブパスで間違えやすい対象外ルートと別料金区間
対象外になりやすい走行例。×印のルートや別料金区間に注意

ルートが心配なら公式チャットで聞くのが一番安心

四国まるごとドライブパスは、発着IC、途中で使う道路、発着エリア外からの利用、本四高速、阪神高速、途中乗り降りなど、確認する条件が少し複雑です。

「このルートで対象になる?」と不安な場合は、NEXCO西日本「みち旅」の公式チャットサポートで事前に確認できます。

わが家も今回、E26近畿道を北上→吹田本線料金所というルートについて問い合わせ、発着エリア内の対象ICで乗り直す必要はないとの回答をいただきました。

※2026年8月に、みち旅チャットサポートへ確認した際の回答です。道路・制度・対象エリアは変更される可能性があります。実際に利用する際は、最新の公式情報をご確認ください。

わが家がフェリーではなく車を選んだ決め手

わが家は最初、大阪→神戸港→ジャンボフェリー→高松→高知・愛媛というルートも考えていました。

フェリーなら運転時間を減らせますが、神戸港までの移動、約4時間15分の乗船、高松から高知・愛媛までの運転が残ります。狙っていたファミリー個室も満室でした。

そこへ四国まるごとドライブパスを見つけ、「高速代を抑えながら高知・愛媛を自由に回れるなら、早朝から車で行く方が使いやすいかも」と判断しました。

もちろん、運転の負担を減らしたい家庭にはフェリーが向きます。わが家の条件では、ドライブパスの存在が車を選ぶ大きな決め手になった、ということです。

無料区間を知らずに、高速を降りてしまいました(笑)

実際に四国を走ってみるまで、無料区間の存在をちゃんと把握できていませんでした。

「高速ここまでなんや!」と思って一度降りたら、実はその先も無料の自動車専用道路が続いていたことがありました(笑)。

有料区間↓無料区間そのままつながる場所あり

高知や愛媛南部には、このように有料区間から無料区間へつながっている場所があります。旅行前に「どこから無料になるか」まで確認しておけば、途中で一般道へ降りずに済むケースがあります。

ただし、高知の四万十町中央IC~四万十町西ICなど、未接続の区間もあります。ナビと最新の道路情報を確認して走ってくださいね。

行きと帰りで違う橋を使える?

行きと帰りで違う本四高速ルートを利用することは可能です。

たとえば、行きは神戸淡路鳴門道、帰りは瀬戸中央道やしまなみ海道という組み合わせも選べます。

ただし、どの本四高速ルートを使っても本四高速部分はドライブパスに含まれず、別料金です。

2026年度に利用できない期間

年間を通して販売されていますが、交通混雑期などには割引を利用できません。

区分利用できない期間
ゴールデンウィーク2026年4月24日(金)〜5月7日(木)
3連休7月18日(土)〜7月20日(月)
お盆8月7日(金)〜8月16日(日)
シルバーウィーク9月19日(土)〜9月23日(水)
3連休10月10日(土)〜10月12日(月)
3連休11月21日(土)〜11月23日(月)
年末年始12月26日(土)〜2027年1月4日(月)
3連休2027年1月9日(土)〜1月11日(月)
3連休2027年3月20日(土)〜3月22日(月)

お盆や大型連休だけでなく、一部の3連休も対象外です。旅行日が表の前後にかかる場合も、利用開始日を公式カレンダーで確認しましょう。

申し込みはいつまで?当日でもできる?

四国まるごとドライブパスは事前申し込み制です。

  • 申し込み開始:出発日の1カ月前から
  • 締め切り:高速道路の利用を開始する前まで
  • 必要なもの:実際に走行で使うETCカード番号

利用当日でも、高速道路へ入る前なら申し込めます。ただ、入力ミスや申し込み忘れを防ぐため、旅行前日までに済ませておくと安心です。

同じETCカードは年4回まで

各プランごとに、同一ETCカードで1月1日〜12月31日の間に年4回まで申し込めます。

旅行を中止したのに解約しない場合、走行がなくても申込回数に数えられるため注意してください。

ドライブパスを使わない方が安い場合もある

「乗り放題」と聞くと、申し込めば必ずお得に感じますよね。

しかしNEXCO西日本も、利用する区間、曜日、時間帯によっては、通常料金やETC割引の方が安くなる場合があると案内しています。

向いている旅行

  • 大阪・京都・滋賀から車で四国へ行く
  • 高知+愛媛など複数県を回る
  • 2泊3日・3泊4日で周遊する
  • 四国内で高速道路を何度も使う

通常料金も要比較

  • 四国の入口に近い県だけへ行く
  • 1県に滞在し、高速をほぼ使わない
  • 短距離の往復だけで終わる
  • ETC割引が大きく使える日時

何度か使って感じた、いちばんよかったところ

わが家は以前にも四国のドライブパスを何度か利用しました。

いちばんよかったのは、四国内の周遊エリアなら対象ICで何度でも乗り降りできることです。

通常なら「ここで高速を降りたら、また料金がかかるしな……」と迷う場面でも、ドライブパスなら気兼ねなく降りやすくなります。

気になった道の駅へ立ち寄ったり、道の駅を何か所かはしごしたりと、予定になかった寄り道も楽しめました。

気をつけるのは往路・復路との違い

大阪などの発着エリアと四国をつなぐ往路・復路は、途中下車や対象外ルートに注意が必要です。一方、四国内の周遊エリアでは、対象ICから何度でも乗り降りできます。

ドライブパスを利用できる時期に合わせて旅行を計画すると、立ち寄れる場所やルートの幅が広がるので、かなりおすすめです。

今回の旅では、このメリットを生かして四国4県を全部めぐってこようと思っています。

四国まるごとドライブパスで失敗しない5つのポイント

  1. 大阪側は乗り放題ではなく「発着エリア」
  2. 四国までの往路1回+復路1回が基本
  3. 四国周遊エリア内が乗り放題
  4. 明石海峡大橋などJB本四高速は別料金
  5. 大阪からのルートはナビ任せにせず、対象道路を事前確認

近畿道方面から利用するなら「近畿道→吹田本線→中国道→神戸JCT→山陽道→三木JCT→神戸西」になっているか確認しましょう。

申し込み前のチェックリスト

  • 本四高速の料金を別に足したか
  • 往路・復路が対象ルートになっているか
  • 利用日が除外期間に入っていないか
  • 登録したETCカードを実際の走行で使うか
  • 通常のETC料金と比べて本当に安いか

まとめ|高知・愛媛の周遊なら比較する価値あり

  • 大阪発の普通車は2日間7,100円、3日間8,000円、4日間8,900円
  • 発着エリアから四国までの往路1回+復路1回+四国内の対象高速道路乗り放題
  • 高知は須崎より先、愛媛は西予宇和より先にも無料の自動車専用道路がある
  • 明石海峡大橋・瀬戸大橋・しまなみ海道など本四高速は別料金
  • 公式3日間モデルでは4,580円〜7,650円お得
  • 事前申し込みが必要で、同一ETCカードは各プラン年4回まで
  • 大型連休や一部3連休は利用できない
  • ルート次第では通常料金の方が安い場合もある

大阪から高知・愛媛へ行き、四国内でも高速を使って周遊する家庭には、かなり検討しやすいプランです。

ただし、「7,100円ですべて込み」ではありません。本四高速などの別料金を足し、旅行日の通常料金と比べる必要があります。

料金だけを見て申し込むのではなく、どこから乗るか・どの高速道路を通るかまで確認しておけば失敗しにくいです。近畿道方面から利用する人は、吹田本線を通るルートもチェックしてくださいね。

高知・愛媛の実際の旅行ルートも追記予定

今回の旅行後に、子連れで回った順番、移動時間、立ち寄りスポットをモデルコースとして別記事にまとめる予定です。

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