中学理科|心臓・血管と血液の循環【解説とフラッシュ問題】

中学理科・動物の体のつくりとはたらき 8 / 11

心臓・血管と血液の循環

動脈・静脈は流れる向きの名前、動脈血・静脈血は酸素の量による名前です。この2つを分けると肺の血管も理解できます。

1. 解説

心臓の4つの部屋

心臓は筋肉でできたポンプで、右心房・右心室・左心房・左心室の4つの部屋があります。心房には血液が戻り、心室から血液が送り出されます。

正面から見た図では、体の右側が図の左に描かれることに注意しましょう。

2. 解説

血液の道順を1周する

全身から大静脈で右心房へ戻り、右心室から肺動脈を通って肺へ行きます。肺静脈で左心房へ戻り、左心室から大動脈を通って全身へ送られます。

左心室は全身へ送り出すため、特に壁の筋肉が厚くなっています。

3. 解説

弁は逆流を防ぐ

心房と心室の間などに弁があり、血液の逆流を防ぎます。心臓の周期的な動きを拍動といいます。

血液は筋肉の収縮で送り出され、弁によって流れる向きが保たれます。

4. 解説

動脈と静脈は心臓を基準にする

動脈は心臓から送り出された血液が流れる血管で、壁が厚く弾力性に富みます。静脈は心臓に戻る血液の血管で、壁は動脈より薄く、ところどころに逆流防止の弁があります。

酸素の量で血管名を決めるのではありません。

5. 解説

肺循環と体循環

心臓→肺→心臓が肺循環、心臓→肺以外の全身→心臓が体循環です。肺循環では酸素を受け取り二酸化炭素を出します。

体循環では酸素や栄養分を細胞に渡し、二酸化炭素や不要物を受け取ります。

6. 解説

肺動脈と肺静脈は要注意

酸素を多く含む動脈血は大動脈や肺静脈を流れ、酸素が少なく二酸化炭素を多く含む静脈血は大静脈や肺動脈を流れます。肺動脈は動脈なのに静脈血、肺静脈は静脈なのに動脈血です。

血管の向きと血液の性質を別々に判断しましょう。

図と表で確認

名前とはたらきをつなげよう

血管向き血液
肺動脈右心室→肺静脈血
肺静脈肺→左心房動脈血
大動脈左心室→全身動脈血
大静脈全身→右心房静脈血
全身右心房右心室肺左心房左心室全身
全身 → 右心房 → 右心室 → 肺 → 左心房 → 左心室 → 全身

ここまでのまとめ

  • 動脈=心臓から、静脈=心臓へ。
  • 動脈血=酸素が多い。
  • 肺動脈には静脈血、肺静脈には動脈血が流れます。

最終チェック

心臓・血管と血液の循環 フラッシュ問題

全40問

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