LCCで旅行するとき、意外と悩むのがスーツケース選びです。
Peachやジェットスター・ジャパンでは、機内持ち込み手荷物が身の回り品と合わせて合計7kgまで。スーツケースそのものが3kgあると、中に入れられる荷物は単純計算で約4kgです。ケースが2kg前後なら、その分だけ着替えや充電器を増やせます。
機内持ち込みなら、預け荷物ほど雑に扱われる心配は少なめ。わが家では、LCC用は「高級でとにかく頑丈」よりも、安くて軽く、規格内で、ある程度しっかりしていることを優先しています。
子どもが小さい頃は、スーツケース+山登り用ザックで旅行していました。手をつないだり、急に抱っこしたりする子連れ旅では、両手が空くザックが本当に便利です。
- LCC各社の機内持ち込みサイズを比較
- 結局どれがいい?軽量スーツケース4商品を比較
- とにかく安くなら BASILO 603 SS
- 迷ったら LEGEND WALKER 4043-49
- 使いやすさも欲しいなら HAPITAS PLUS HPL2325-48UP
- 軽さ最優先なら FREQUENTER AURA 1-510
- 子連れ旅行なら「スーツケース+ザック」もおすすめ
- 機内持ち込みしやすい旅行用ザック3商品を比較
- 軽さ重視なら CABINZERO Military 36L
- 旅行と背負いやすさのバランスなら CABINZERO Classic Pro 32L
- 背負いやすさ最優先なら Osprey Farpoint 40
- ハワイの空港にスーツケースを置き忘れた話
- 結局どれを選ぶ?
LCC各社の機内持ち込みサイズを比較
同じ「機内持ち込み対応」でも、航空会社によってサイズの見方が違います。2026年9月21日に各社公式サイトで確認した無料枠をまとめました。
| 航空会社 | サイズ | 個数 | 無料重量 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| Peach | 3辺合計115cm以内 | 身の回り品を含め2個 | 合計7kg | キャスター・ハンドル・ポケット等を含む |
| Jetstar Japan(GK) | 56×36×23cm以内 | キャリー1個+身の回り品1個 | 基本合計7kg | 各辺制限。ハンドル・ポケット・キャスター込み |
| SPRING JAPAN(IJ) | 56×36×23cm以内 かつ3辺合計115cm以内 | 身の回り品1個+手荷物1個 | 合計7kg | IJ便の基準。春秋航空(9C)とは規定が異なる |
| ZIPAIR | 1個目:55×40×25cm 2個目:45×35×25cm | 合計2個 | 合計7kg | 2個それぞれにサイズ規定あり |
| Skymark(参考) | 55×40×25cm以内 かつ3辺合計115cm以内 | 身の回り品+手荷物1個の合計2個 | 合計10kg | LCCではないが比較用に掲載 |
規定は変更される場合があります。リンク先の各社公式サイトで、搭乗便・運賃に適用される最新条件を必ずご確認ください。
今回紹介するスーツケースは、特に厳しめの56×36×23cm前後をひとつの目安に選びました。Peach、Jetstar Japan、SPRING JAPAN、ZIPAIRなど、複数の航空会社で使いやすいサイズを優先しています。ただし、航空会社・運賃・路線によって条件が異なるため、搭乗前に必ず各航空会社の公式サイトで最新規定を確認してください。
わが家がPeachを使ったときは、荷物を量ると8kgになり、空港で慌てて詰め替えました。実際の流れは関空Peachの乗り方と7kgチェックの実体験にもまとめています。関空からPeachに乗る方は、関空第2ターミナル完全ガイドもどうぞ。
Peach搭乗前にあわせて読みたい記事
結局どれがいい?軽量スーツケース4商品を比較
価格は変動するため目安です。最新価格は各商品のPochippカードから確認できます。
| 比較項目 | BASILO 603 SS | LEGEND WALKER 4043-49 | HAPITAS PLUS HPL2325-48UP | FREQUENTER AURA 1-510 |
|---|---|---|---|---|
| 商品画像 | ||||
| 一言ラベル | とにかく安く | 迷ったらこれ | 使いやすさも欲しい | 軽さ最優先 |
| 価格帯の目安 | 約7,000円台〜 | 約15,000円前後 | 約24,000円前後 | 約18,000円前後 |
| 重量 | 約2.5〜2.7kg※ | 2.0kg | 約2.2kg | 約1.8kg |
| 容量 | 約30L | 28L | 約30L | 約33L |
| 外寸 | 53×35×23cm | 55×34×22cm | 55×36×23cm | 54×35×23cm |
| Jetstar Japan | ○ 公称寸法内 | ○ 公称寸法内 | ○ 公称寸法内 | ○ 公称寸法内 |
| Peach | ○ 公式サイズ内 3辺合計111cm | ○ 公式サイズ内 3辺合計111cm | ○ 公式サイズ内 3辺合計114cm | ○ 公式サイズ内 3辺合計112cm |
| ハード/ソフト | ハード | ソフト | ハード | ハード |
| 前面・上部開閉 | なし | 前面収納あり | 上パカあり | なし |
| キャスター | 4輪ダブル | 4輪50mm自在 | 日乃本・4輪ダブル | 低ノイズ・4輪ダブル |
| ストッパー | なし | なし | 記載なし | 記載なし |
| カップホルダー | あり | なし | なし | なし |
| USB | あり | なし | なし | なし |
| TSA/TSロック | あり | なし(南京錠) | あり | あり |
| 保証 | 購入先で確認 | 購入先で確認 | 正規1年 | 有料2年プランあり |
| 特徴 | 便利機能と価格 | 軽いソフトケース | 上から取り出せる | 4商品の中で最軽量 |
| おすすめの人 | 年数回・価格優先 | 軽さと価格のバランス | 移動中も出し入れしたい | 重量を1gでも減らしたい |
| 詳細 | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
※BASILO 603 SSは販売ページ内で約2.5kg・2.55kg・2.7kgの表記が混在しています。購入前に選択した商品ページの仕様をご確認ください。○はサイズの公称値による判定で、重量・個数・当日の運航条件は別途確認が必要です。
とにかく安くなら BASILO 603 SS
- 重量
- 約2.5〜2.7kg
- 容量
- 約30L
- 外寸
- 53×35×23cm
- 主な特徴
- カップホルダー・USB・荷物フック・4輪ダブル
年に数回の旅行用で、まず予算を抑えたい人向け。カップホルダー、USBポート、荷物フックまで付いていて、価格のわりに便利機能が多いタイプです。
一方で、キャスターストッパーやフロントオープンはありません。販売ページによって重量表記に差があるため、Pochippで開いた先がBASILO 603・SS・約30Lか確認してください。
迷ったら LEGEND WALKER 4043-49
- 重量
- 2.0kg
- 容量
- 28L
- 外寸
- 55×34×22cm
- 主な特徴
- 軽量ソフト・4輪・保冷保温ポケット
安さと軽さのバランスで迷ったら選びやすい1台。2.0kgのソフトケースで、前面には大小の収納があります。下側ポケットは保冷・保温用のアルミシート仕様なので、ペットボトルや折りたたみ傘を分けたいときにも便利です。
ハードケースのようなカップホルダーやUSBはありませんが、そのぶん構造がシンプル。荷物を全部広げずに前面から小物を出せるのも、空港や電車移動では助かります。
使いやすさも欲しいなら HAPITAS PLUS HPL2325-48UP
- 重量
- 約2.2kg
- 容量
- 約30L
- 外寸
- 55×36×23cm
- 主な特徴
- 上パカ・ポリカーボネート・日乃本静音ダブルキャスター
前面上部がワンタッチで開く「上パカ」が特徴。充電器、上着、子どものお菓子など、移動中に出したくなる物を、スーツケースを床いっぱいに広げず取り出せます。
本体収納と上パカ部分はつながっていないので、入れる物を分けやすいのもポイントです。約2.2kgと軽く、ポリカーボネート100%、日乃本錠前製の静音ダブルキャスター、正規1年保証と、使いやすさを重視したい人に向いています。
軽さ最優先なら FREQUENTER AURA 1-510
- 重量
- 約1.8kg
- 容量
- 約33L
- 外寸
- 54×35×23cm
- 主な特徴
- ポリカーボネート・低ノイズ4輪ダブルタイヤ
今回の4商品の中でいちばん軽く、容量は約33L。LCCの7kg制限で、少しでも中身に重量を回したい人に向いています。丸みのあるデザインでギフト包装にも対応しているため、旅行好きへのプレゼント候補にもなります。
タイヤは低ノイズの4輪ダブルですが、FREQUENTER独自の特許取得「静音タイヤ」ではありません。交換用タイヤキットにも非対応なので、ブランド名だけで同じキャスターだと思わないよう注意してください。
子連れ旅行なら「スーツケース+ザック」もおすすめ
子どもが小さい頃、わが家はスーツケースと山登り用ザックを組み合わせて旅行していました。
- 両手が空くので、子どもと手をつなげる
- 急に「抱っこ」と言われても動きやすい
- 階段や電車の乗り換えが楽
- 重い荷物を肩だけでなく腰でも支えられる
- 疲れたらザックをスーツケースに載せられる
ここで大事なのが腰ベルト。細い紐だけのものより、パッド入りで腰を包むヒップベルトがある方が、長く背負ったときの負担を分散しやすいです。
機内持ち込みしやすい旅行用ザック3商品を比較
| 比較項目 | CABINZERO Military 36L | CABINZERO Classic Pro 32L | Osprey Farpoint 40 |
|---|---|---|---|
| 商品画像 | ![]() | ||
| 一言ラベル | 軽さ重視 | 旅行と背負いやすさ | 背負いやすさ最優先 |
| 価格帯の目安 | 約18,000円前後 | 約21,000円前後 | 約32,000円前後 |
| 重量 | 1.025kg | 1.235kg | 1.48kg |
| 容量 | 36L | 32L | 40L |
| サイズ | 47.5×32×17cm | 46×31×20cm | 55×35×23cm |
| 機内持ち込み目安 | Jetstar・Peach・IJ・ZIPAIRの公称サイズ内 | Jetstar・Peach・IJ・ZIPAIRの公称サイズ内 | Jetstar・Peach・IJ・ZIPAIRの公称サイズ内 |
| フルオープン | ○ | ○ | ○ 大型前面開口 |
| ヒップベルト | ○ | ◎ パッド入り | ◎ 本格パッド入り |
| チェストベルト | ○ 着脱式 | ○ | ○ ホイッスル付 |
| 背面 | エアフロー | エアフロー+シート | AirScape+フレーム |
| キャリー連結 | ○ | ○ | なし |
| PC収納 | 最大17インチ | 最大15.6インチ | 最大16インチ |
| 背負いやすさ | ○ | ◎ | ◎◎ |
| 詰めやすさ | ◎ | ◎ | ◎ |
| おすすめ | 軽さと容量 | 旅行と腰の安定 | 長時間・子連れ |
| 詳細 | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
公称寸法による判定です。Peachは3辺合計、ほか3社は各辺も含めて照合しています。詰めすぎによる膨らみと、身の回り品を含む合計重量に注意してください。
軽さ重視なら CABINZERO Military 36L
約1.025kgで36L。今回のザック3点でいちばん軽く、Peachの3辺合計115cmを含む4社の公称サイズ内です。フルオープンで荷造りしやすく、チェストベルト、腰ベルト、背面エアフロー、PCスリーブ、キャリー連結用スリーブも備えています。
ただし公式仕様では腰ベルトを「パッド入り」と明記していません。腰でしっかり荷重を受けたい人は、次のClassic ProかFarpointを優先した方が選びやすいです。
旅行と背負いやすさのバランスなら CABINZERO Classic Pro 32L
旅行バッグのように大きく開きながら、パッド入りヒップベルト、チェストベルト、背面エアフロー、フレームシートを装備。山ザックほど本格的でなくても、長く背負いやすいものが欲しい人にちょうどいい構成です。
46×31×20cmで、今回比較した4社の公称サイズ内です。32Lは36Lより小さいものの、子どもと手をつなぎながら移動する使いやすさまで考えると、わが家ならこのタイプを最初に検討します。
背負いやすさ最優先なら Osprey Farpoint 40
LightWireフレームとAirScape背面、パッド入りヒップベルトで、荷物を腰へ逃がしやすい本格派。子どもを抱っこする可能性がある人や、空港から宿まで長く歩く人に向いています。
55×35×23cm・40Lで、今回比較した4社の公称サイズ内です。ただし40Lをいっぱいに詰めると7kgを超えやすいため、容量より重量を見ながら荷造りする必要があります。
ハワイの空港にスーツケースを置き忘れた話
一度、子どもが「スーツケース持ちたい!」と言うので任せていたことがあります。帰国時は空港でバタバタ。無事に家へ着いて、ひと息ついたところで——。
「スーツケースない!?」
なんとハワイの空港に置き忘れていました。笑い話にできるまで大変でしたが、この経験から、子連れ旅行は「持てるか」だけでなく、誰が何を持つかをシンプルにすることも大事だと痛感しました。
車とフェリー中心なら荷物の自由度は上がります。飛行機旅との違いは、わが家の阪九フェリー家族旅行の実体験も参考にしてください。
結局どれを選ぶ?
スーツケース
- 安く済ませたい → BASILO 603 SS
- 迷ったら → LEGEND WALKER 4043-49
- 荷物の出し入れ重視 → HAPITAS PLUS HPL2325-48UP
- とにかく軽さ重視 → FREQUENTER AURA 1-510
ザック
- 軽さ重視 → CABINZERO Military 36L
- 旅行と背負いやすさのバランス → CABINZERO Classic Pro 32L
- 子連れ・長時間背負う → Osprey Farpoint 40
今回紹介した7商品は、いずれもPeachの現行基準である3辺合計115cm以内です。ただし、ほかの航空会社では各辺の上限があり、同じ「機内持ち込み対応」でも条件は共通ではありません。どの商品でも、出発前に予約便の最新ルールと、荷物を入れた状態の実測重量を確認するのがいちばん確実です。



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