中学理科・動物の体のつくりとはたらき 6 / 11
不要な物質の排出と肝臓・腎臓
肝臓は物質をつくり変え、腎臓は血液から不要な物質を取り除きます。尿の経路も順番で確認しましょう。
1. 解説
排出は体内で生じた不要物を外へ出すこと
細胞の活動で生じた二酸化炭素や尿素などを体外へ出すはたらきが排出です。二酸化炭素は肺から出ます。
食べ物の未消化の残りを便として出すこととは、発生した場所が異なります。
2. 解説
アンモニアは肝臓で尿素へ
アミノ酸の分解などでアンモニアが生じます。アンモニアは有害なので、肝臓で害の少ない尿素に変えられます。
「腎臓で尿素をつくる」と取り違えないようにしましょう。尿素は血液で腎臓に運ばれます。
3. 解説
腎臓は血液から不要な物質をこし出す
腎臓は血液から尿素などの不要物、余分な水分や塩分を取り除き、尿をつくります。尿は輸尿管を通ってぼうこうにたまり、尿道を通って体外に出ます。
輸尿管と尿道は場所の違う管です。
4. 解説
汗からも排出される
皮膚の汗腺から出る汗にも、水分・塩分や不要な物質の一部が含まれます。腎臓でできた尿が汗腺に送られるわけではありません。
肺、腎臓、皮膚が異なる形で排出に関わります。
5. 解説
肝臓は消化・吸収にも関わる
肝臓のはたらきは尿素の形成だけではありません。胆汁をつくる、ブドウ糖の一部をグリコーゲンとしてたくわえる、有害な物質を無害化するなど、多くのはたらきをもちます。
胆汁をためるのは胆のうです。
図と表で確認
名前とはたらきをつなげよう
| 器官 | はたらき | 区別 |
|---|---|---|
| 肝臓 | アンモニアを尿素に変える | 胆汁の生成・栄養分の貯蔵も行う |
| 腎臓 | 血液から不要物を取り除き尿をつくる | 尿素をつくる場所ではない |
| ぼうこう | 尿を一時たくわえる | 尿をつくる場所ではない |
| 汗腺 | 汗として水・塩分などを出す | 皮膚にある |
ここまでのまとめ
- アンモニア→肝臓で尿素へ→腎臓で尿へ。
- 尿は輸尿管を通りぼうこうにたまります。
最終チェック
不要な物質の排出と肝臓・腎臓 フラッシュ問題
全25問

