文節に分けられるようになったら、次は文節どうしがどんな関係になっているかを見てみよう!
私は / 本を / 読む。
「私は」→「読む」は主語・述語、「本を」→「読む」は修飾・被修飾の関係です。矢印でつなぐと、関係が見つけやすくなります。
まず6種類を一言で覚えよう
主語・述語
「だれが・何が」+「どうする・どんなだ」
修飾・被修飾
一方が、もう一方を詳しく説明する
接続
前の内容を後ろの内容につなぐ
並立
同じ役割の文節が並ぶ
補助
後ろの文節が前の意味を助ける
独立
ほかの文節と直接つながらない

主語・述語の関係
「だれが・何が」にあたる文節と、「どうする・どんなだ・何だ」にあたる文節の関係です。
鳥が(主語)→ 飛ぶ(述語)
空が(主語)→ 青い(述語)
修飾・被修飾の関係
ある文節が、ほかの文節を詳しく説明している関係です。説明する側を修飾語、説明される側を被修飾語といいます。
赤い → 花が
ゆっくり → 歩く
接続の関係
前の文節が、後ろの内容につながっている関係です。
雨だが → 出かける
疲れたので → 休む
並立の関係
2つ以上の文節が、同じような立場で並んでいる関係です。
父も ↔ 母も
「赤くて」と「大きい」は、どちらも「花だ」を説明します。
補助の関係
前の文節だけでは意味が足りず、後ろの文節が意味を補っている関係です。
読んで → いる
「いる」は存在ではなく、動作が続いている意味を補います。
「みる」は、見る動作ではなく「試しにする」の意味を補います。
「しまう」は、完了や残念な気持ちなどを補います。
独立の関係
ほかの文節と直接つながらず、一文節だけで独立している関係です。
「はい」は返事として独立しています。
「先生」は呼びかけとして独立しています。
「まあ」は感動を表して独立しています。
関係を見分けるコツ

- 「だれが・何が」と「どうする・どんなだ」なら主語・述語
- 一方がもう一方を詳しく説明するなら修飾・被修飾
- 前の内容が後ろにつながるなら接続
- 同じ立場で並ぶなら並立
- 後ろが前の意味を助けるなら補助
- ほかと直接つながらないなら独立
ひっかけやすい関係を比べよう
修飾と補助の違い
詳しく説明する
ゆっくり → 歩く
前後が合わさって一つの意味になる
歩いて → いる
接続と並立の違い
前後の内容をつなぐ
雨だが → 出かける
同じ立場で並ぶ
父も ↔ 母も
「どの文節が、どの文節に向かっている?」と矢印で考えよう。主語→述語、修飾語→修飾される語、接続語→後ろの内容、前の文節→補助する文節、とつなぐと見やすくなります。
例文で10問練習
答えを考えてから開いてください。
1. 鳥が / 飛ぶ。「鳥が」と「飛ぶ」は?
主語・述語。「何が?」に鳥が、「どうする?」に飛ぶが答えます。
2. 赤い / 花が / 咲く。「赤い」と「花が」は?
修飾・被修飾。赤いが花を詳しく説明します。
3. 雨だが / 出かける。関係は?
接続。前後の内容を「だが」でつなぎます。
4. 父も / 母も / 来た。「父も」と「母も」は?
並立。同じ立場で並びます。
5. 本を / 読んで / いる。「読んで」と「いる」は?
補助。「いる」が動作の継続を補います。
6. はい、 / わかりました。「はい」は?
独立。返事として独立しています。
7. 子どもが / 元気に / 走る。「元気に」と「走る」は?
修飾・被修飾。「どのように走る?」を説明します。
8. 寒いので / 窓を / 閉める。「寒いので」と「閉める」は?
接続。理由を表して後ろへつなぎます。
9. 見て / みる。「見て」と「みる」は?
補助。「試しに見る」の意味を補います。
10. 兄と / 姉が / 来た。「兄と」と「姉が」は?
並立。兄と姉が同じ立場で並びます。
文節どうしの関係30問クイズ
基本から、修飾と補助・接続と並立のひっかけまで1問ずつ練習します。



コメント