中学理科|鉄と硫黄の反応【解説とフラッシュ問題】

中学理科・化学変化と質量 2 / 11

鉄と硫黄の反応

「混ぜただけ」と「反応した後」を比べると、化学変化が見えてきます。

まず5問にチャレンジ

1 / 5

色と名前をセットにする

硫黄の粉末は黄色です。

鉄粉と硫黄を混ぜただけなら、鉄の性質が残っています。

加熱して反応させると黒色の硫化鉄ができます。

「硫化鉄」は硫黄と鉄の化合物です。

「酸化鉄」と取り違えないよう、相手が硫黄か酸素かを見ます。

2 / 5

磁石と塩酸で比べる

加熱前の混合物は鉄があるため磁石に引きつけられます。

うすい塩酸を加えると鉄と塩酸が反応して水素が発生します。

反応後の硫化鉄は磁石につきにくく、塩酸で硫化水素が発生します。

硫化水素には特有のにおいがありますが、有毒なので直接嗅いではいけません。

3 / 5

加熱をやめても反応が続く理由

混合物の上部を加熱し、赤くなり始めたら加熱をやめても反応が進みます。

鉄と硫黄の反応は発熱反応で、反応で出る熱が周りの未反応部分に伝わるからです。

「一度温めたから」だけでなく「反応が熱を出す」を答えましょう。

4 / 5

実験器具と操作の理由

粉末を混ぜる器具は乳ばち、試験管を持つ器具は試験管ばさみです。

脱脂綿でゆるく栓をして、硫黄の蒸気が外へ出るのを抑えます。

熱い試験管は耐熱性の金網などに置き、机の傷みを防ぎます。

火傷や有毒気体の危険があるため、学校の指示と換気設備のもとで行う実験です。

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銅と硫黄・銅と塩素も結びつく

この教材で、銅と硫黄が反応してできる黒い物質は硫化銅CuSです。

元の銅線は曲がりますが、反応後の硫化銅はもろく、曲げると折れます。

銅と塩素からは塩化銅CuCl₂ができます。

結びつく相手が硫黄なら硫化物、酸素なら酸化物、塩素なら塩化物と名前も変わります。

塩素は有毒な気体なので、家庭では実験しません。

流れをひとつにつなげよう

1

加熱前:鉄+黄色の硫黄

2

反応で熱が出る

3

加熱後:黒色の硫化鉄 FeS

反応前FeS組み合わせが変わる反応後FeS原子の種類と数は変わらない
粒子の模式図。金属や酸化物などは、独立した分子ではなく原子の比を示しています。

覚えたことを確かめよう

フラッシュ問題

全23問。まず5問から、少しずつ。

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