助詞は、言葉と言葉をつないだり、意味を付け足したり、文末に気持ちを加えたりする言葉です。
助詞は全部同じではなく、文の中での役割によって格助詞・接続助詞・副助詞・終助詞の4種類に分けられます。
大切なのは、助詞の文字だけを丸暗記せず、「この文で何をしている?」と考えることです。
まず4種類を一言で覚えよう
格助詞は「言葉どうしの関係」を示す
格助詞は、主に名詞などについて、ほかの言葉との関係を示します。
代表例:が・の・を・に・へ・と・から・より・で
「学校」と「行く」の関係を示すので格助詞です。
「犬」と「走る」の関係を示すので格助詞です。
名詞などのあとについて、ほかの言葉との関係を示しているかを見よう!
接続助詞は「前と後ろ」をつなぐ
接続助詞は、前後の文節や内容をつなぐ助詞です。
代表例:ば・と・ても・けれど・が・のに・ので・から・て・し・ながら・たり
「雨が降った」と「家にいた」をつないでいます。
前後の内容をつないでいるので接続助詞です。
前と後ろの内容をつないでいたら接続助詞!
副助詞は「意味」を付け足す
副助詞は、言葉に強調・限定・追加・程度・例示などの意味を付け足します。
代表例:は・も・こそ・さえ・でも・しか・まで・だけ・ばかり・ほど・くらい・など・なんか・なんて
「私」に追加の意味を加えているので副助詞です。
範囲を限定しているので副助詞です。
なくても文は成立するけれど、つくことで意味が変わる助詞が多い!
終助詞は「文末の気持ち」を表す
終助詞は、文の終わりについて、話し手の気持ち・疑問・念押しなどを表します。
代表例:か・な・ね・よ・ぞ・ぜ・さ・わ・とも・の
相手に同意を求める気持ちを表しています。
文末で疑問の気持ちを表しているので終助詞です。
文末についていたら、まず終助詞を疑おう!
助詞の見分け方チャート
YES → 終助詞
YES → 格助詞
YES → 接続助詞
YES → 副助詞
同じ「が」「から」「の」でも、文の中での役割によって種類が変わります。必ず「この助詞は何をしている?」と考えよう!
同じ助詞でも種類が変わる!
| 助詞 | 例文と種類 | 見分ける理由 |
|---|---|---|
| が | 犬が走る。→ 格助詞 勉強したが、わからない。→ 接続助詞 | 関係を示すか、前後をつなぐか |
| から | 大阪から来た。→ 格助詞 雨が降ったから、家にいた。→ 接続助詞 | 出発点を示すか、理由をつないでいるか |
| の | 私の本。→ 格助詞 もう帰るの?→ 終助詞 | 名詞どうしの関係か、文末の疑問か |
まずは例文で練習しよう
答えを考えてから「答えと解説」を開いてください。
1. 猫が寝ている。
格助詞。「猫」と「寝ている」の関係を示します。
2. 雨が降ったので、家にいた。
接続助詞。前後の内容をつなぎます。
3. 私も行く。
副助詞。追加の意味を加えます。
4. きれいだね。
終助詞。文末で同意を求める気持ちを表します。
5. 駅から歩く。
格助詞。出発点を示します。
6. 疲れたから、休む。
接続助詞。理由と結果をつなぎます。
助詞の種類30問クイズ
黄色で示した助詞が、どの種類か答えましょう。回答すると、すぐに正解と解説が表示されます。
間違えた問題
まとめ
- 格助詞:言葉どうしの関係を示す
- 接続助詞:前後の内容をつなぐ
- 副助詞:強調・限定・追加などの意味を足す
- 終助詞:文末で気持ちを表す
同じ助詞でも役割は変わります。「助詞の文字」ではなく「文の中で何をしているか」を見て判断しましょう。



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