中学理科・動物の体のつくりとはたらき 9 / 11
感覚器官のしくみと刺激
刺激を受け取る場所と、感覚が生じる場所は違います。目と耳は、部品ごとの役割を順につなげて覚えましょう。
1. 解説
刺激、感覚器官、感覚細胞
光・音・におい・味・熱さ・冷たさ・圧力など、反応のもとになるものが刺激です。目・耳・鼻・舌・皮膚は刺激を受け取る感覚器官です。
そこにある感覚細胞が刺激を受け取り、信号を神経で脳に送ると感覚が生じます。
2. 解説
目は光を受け取る
虹彩はひとみの大きさを変え、目に入る光の量を調節します。明るいとひとみは小さく、暗いと大きくなります。
レンズは厚さを変えて光を屈折させ、網膜に像を結びます。網膜には光を受け取る感覚細胞があり、信号を視神経が脳へ伝えます。
3. 解説
耳は空気の振動を受け取る
音は空気の振動です。鼓膜が振動すると、耳小骨を通してうずまき管の内部の液体に振動が伝わります。
うずまき管の感覚細胞が信号に変え、聴神経が脳へ伝えます。「鼓膜が信号を脳へ運ぶ」ではありません。
4. 解説
鼻・舌・皮膚
鼻はにおい、舌は味の刺激を受け取ります。皮膚にはあたたかさ、冷たさ、痛み、圧力などを受け取る部分(感覚点)が分布します。
どの感覚も、受け取った刺激の信号が脳に届くことが必要です。
5. 解説
ヒメダカの実験
水流をつくるとヒメダカは水流に向かって泳ぎます。水流は側線で感じ取ります。
水そうの外側で縦じまの紙を回すと、紙の回転方向に泳ぎます。動く模様は目で光の刺激として受け取ります。
2つの実験で使う感覚器官は違います。
6. 解説
ひとみと反射
光の強さによるひとみの変化は、無意識に起こる反射の例です。強い光で思わずまぶたを閉じることも、目を危険から守る反応です。
反射をすべて脊髄だけのはたらきと考えず、目の反射などには脳が関わることも覚えておきましょう。
図と表で確認
名前とはたらきをつなげよう
| 目の部分 | はたらき |
|---|---|
| 虹彩 | ひとみを変え光量を調節 |
| レンズ | 光を屈折させ網膜に像を結ぶ |
| 網膜 | 光の刺激を受け取る |
| 視神経 | 信号を脳へ伝える |
ここまでのまとめ
- 感覚が生じるのは脳。
- 目は虹彩・レンズ・網膜・視神経、耳は鼓膜・耳小骨・うずまき管・聴神経の役割を分けます。
最終チェック
感覚器官のしくみと刺激 フラッシュ問題
全35問

